コミュニティ参加ガイドラインの違反報告方法
本書では、Mozilla のコミュニティ参加ガイドラインの違反を理解し、報告するハイレベルな情報が記載されています。
Mozilla の中核には人間があります。Mozilla は人間を優先し、世界各地からの当団体への貢献者の多様性を認めて尊重するために最大限努力します。Mozilla プロジェクトでは、私たちのコミュニティ内における私たちと目標を共にする人々の健全で建設的な貢献を、すべて歓迎します。したがって、Mozilla では、全員が安全で積極的なコミュニティのエクスペリエンスを創出するために、本行動規範を採用し、コミュニティ参加ガイドラインに同意し、それを順守することを参加者全員に求めています。
本書は、Mozilla のコミュニティが健全であること、全ての人々に門戸が開かれているものであることを確実にする責任を持つ人々と、既存の文書やプロセスをつなぐものとなることを目的としています。
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違法である可能性がある行為や、自分や別の誰かに危険である、迷惑である、あるいは不快であると感じさせる行為を誰かが行った場合、CPG で詳述されているとおり、それをすべてインシデントとして報告してください。
報告の送付方法
誰かが身体的危険に瀕していると考えられる場合は、地域の緊急電話番号に電話連絡してください。
報告者・被報告者ともに寄稿者である場合 (たとえば、ある寄稿者が別の寄稿者に関して報告する場合)、cpg-report@mozilla.com に報告する必要があります。
従業員や請負業者、ベンダーが関与する報告の場合 (たとえば従業員が報告する場合や、従業員に関して報告する場合)、Mozilla の従業員ホットラインに報告する必要があります。
別の方法で説明します。
報告者 | |||
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従業員 | 寄稿者 | ||
会社概要 | |||
従業員 | 従業員ホットライン | 従業員ホットライン | |
寄稿者 | 従業員ホットライン | cpg-report@mozilla.com | |
請負業者 | 従業員ホットライン | cpg-report@mozilla.com | |
ベンダー | 従業員ホットライン | cpg-report@mozilla.com |
誰かに報告された場合
- 報告者の経験を質問したり判断したりしてはなりません。
- 報告者にインシデント報告を取り下げるよう依頼してはなりません。
- 具体的な返答
- 取るべき行動は、Mozilla の方針が効果を発揮するためには、ホットラインやメールで報告する必要があると報告者に伝えることです。報告者が自分で報告することに不快感を覚える場合、あなたが報告することができます。
報告者が誰であるかを問わず、次に挙げる情報を説明することが重要です。
- 関与する人物の氏名 (氏名が不明な場合は、どのような人物かを説明し、容姿や役職、ハンドルネーム、所属するプロジェクトやコミュニティなど、個人を特定可能な情報を用います)。
- 覚えている日付 (または出来事) と場所を含めた、インシデントの説明。
- 報告者が匿名の報告を提出したい場合、連絡先情報無しでは最初の報告者に最新状況を報告できないことを伝えてください。法令によっては、匿名の報告を禁止し、Mozilla のマネージャーまたはコミュニティリーダーは報告者の氏名を提出するよう命じる場合もあります。
- 報告者と被害者の関係
Mozilla のマネージャーとコミュニティリーダー
Mozilla のマネージャーやコミュニティリーダーが CPG 違反の疑いに関する通知を受けた場合、マネージャーやコミュニティリーダーは、最初の報告者も報告を提出する場合であっても、そのインシデントを該当するホットラインに直ちに報告する必要があります。Mozilla のマネージャーとコミュニティリーダーは、申立の内容を自分で調査することを禁止されています。
報告者がどう対応すべきかについて、自分の判断を強制してはなりません。話を聞くことに重点を置きましょう。
報告提出後の展開
調査
報告は非公開で直接取り扱われ、調査・返答・助言を行うことが許可されている者にのみ伝えられます。この調査の一環として、たとえばコミュニティまたはイベントを管理する主要な利害関係者や目撃者、違反者等の他者に一部の情報を開示する必要がある場合もあります。
連絡
報告は、すべて確認された後、その報告の性質に基づいて対応され、Mozilla は、明瞭な調査の一環として、妥当な時期に更新情報を提供します。
是正
調査完了後、違反者が Mozilla の管理対象である限りにおいて、問題に対処するために適切な処置が講じられます。
報復禁止
Mozilla は、善意によりCPGに基づいて懸念事項を報告する Mozillian に対する報復を許しません。報復行為は、前述のプロセスに従って報告する必要があります。
ライセンス
本書にはクリエイティブ・コモンズ Attribution 3.0 Unported License に基づいてライセンスが付与されている PyCon 行動規範 改訂第2f4d980版 から派生した内容が含まれています。
本書は クリエイティブ・コモンズ Attribution 3.0 Unported License に基づいてライセンスが付与されています。